椅子の強度試験

草木染めの椅子の強度試験を実施しました。

 

杉の椅子、ということで皆さんやっぱり強度を心配されます。

 

杉の柔らかさを生かしたくて、座面も薄くして弾力性を持たせて低反発を狙っています。

 

木の椅子って座面が意外と固くてお尻がいたくなるし、冷やっとするじゃないですか。

 

あれが嫌で。

 

そこも大丈夫なの?って特に専門の方に心配されたりするんですよー。

 

僕も壊れる椅子は作りたくないので、精一杯強度には気をつけているつもりです。

 

でもやっぱり実証されないとね。

 

よーしそれじゃっ、と意気込んで向かった栃木産業技術センター。

 

近隣ではここでしか試験ができません。

 

ところが打ち合わせで聞いた試験内容は・・・

 

950N(約97kg)の力を12500回!

 

12500回って・・・家具の世界では天文学的数字。はっきり言ってよくわかりません。

 

担当の仁平さん曰く。

 

「一日3回腰を下ろして10年使うと10950回です。」

 

なるほど〜。

 

びびりながらも試験開始!o(;-_-;)oドキドキ

 

結果は・・・「部品の変形、割れ、異常音を認めず。」

 

やったー!合格!

 

子供が試験に合格したような、とっても嬉しい出来事でした。

 

証拠の品は「続きを読む」で・・・

 

 

証拠の品(・∀・)

栃木県産業技術センターの仁平さん、お世話になりました!

 

怖かったけど、やってよかったです。

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コメント: 1
  • #1

    Peggie Gaccione (金曜日, 03 2月 2017 10:48)


    Great article. I am going through many of these issues as well..