はじめてのワークショップ



 ご近所の小学校で親子教室をやるので是非!とお誘いを受け、初めてワークショップなるものを開催しました。


 何しろ初めてのことなのでドギマギ。


 木を草木染して、マグネットにして冷蔵庫にペタッと貼っちゃおう大作戦。


 

まずはみんなで外へ。

 

親子でペアになってもらい、それぞれ一つか二つ植物を摘んでもらいます。

 

生え始めたホトケノザ、咲いている椿の花、つぼみを付けた梅の枝・・・

 

みんな思い思いに採取していました。

 

どんな色がでるんだろう。

 

 

 




理科室を借り、ビーカー、アルコールランプ、コンロで実験風に。


まずは摘んできた材料を細かくして、ビーカーに入れます。


水を入れて火にかけて、しばし煮出します。


親子で火を囲んでいるのは何とも良い光景です。





  

梅のつぼみかな?


アルコールランプなんて中学以来~ってお母さん。


僕も同じです。懐かしい。

 



こちらは何の葉っぱかな。


マッチやアルコールランプを使うのも良い勉強です。


「ほら、しっかりしろ!怖くないよ!」

息子さんを叱咤激励するお母さん。



煮立ってくると、


「きれい!」


「いい匂い!」


「これ臭い~」


いろんな声が聞こえてきます。






 煮出している間に木工作業。


 サンドペーパーで思い思いの形にしていきます。


 これがなかなか根気のいる作業。


 「明日は筋肉痛だー」

 

 って、若いんだから頑張れ。

 

 

 

 木を削ったら、できた染液を塗っていきます。


 子供たちはみんな超積極的。


 布ください!布ください!って布がいくらあっても足りません。


 とにかくいろいろ試したいんですね。


 

 

 

 

媒染して乾かすと色が出てきます。

 

みんなでドライヤーで乾かしてたら、ブレーカーが落ちるというハプニング。

 

急きょストーブで。冬で良かった。

 

 

 

最後は裏にマグネットをつけて完成。

 

1時間半で全行程こなすのはちょっとハードスケジュールでした。

 

今度やるときはもう少しのんびりできるようにスケジュールを組んだ方がよさそうです。

 

それにしても夢中になった子供の積極性はすごい。

 

初めてのことなのに、恐れないでどんどん進めちゃう。

 

どんな色が出てくるのかわからないわくわく感がいいのかな。

 

そして夢中になってもらうと、とても嬉しい!ということを知ったのでした。